倒伏
インターアクトクラブの圃場が先日の大夕立にてすべて倒伏してしまいました。長年、アイガモ田んぼをしてきましたが、初めての出来事です。原因は予測ですが、猛暑続きで水不足、刈り取り近くまで水を入れていたせいで,根本節間が伸びてしまったのではないかと推測します。早く刈り取りしないと田面近くの穂に芽が出てしまう。また、刈り取りが、一方刈りで手間と時間がかかり難儀します。頑張ります。
最後の出穂
猛暑、水不足に見舞われた令和7年度稲作で最後の出穂。9月下旬に刈り取りする「新羽二重もち」の出穂が始まりました。この時期は水が必要な時。ありがたいことに、午後に夕立が度々恵みの雨を降らしてくれます。今日から、早期米「つきあかり」の稲刈りをします。
40分間の奇跡
事故
早朝、寝ていると国道で「ドン」という音が・・・何か車に当たったのか?鴨の飼育場へと自宅で餌の用意をし、国道に出ると何か横たわっているものを発見。万が悪く車にはねられた絶滅危惧種の「キツネ」でした。車道の真ん中なので、ほかの車につぶされてはかわいそうなので、側道へ移動しておきました。成仏してください。 合掌
収量構成要素
来月から始まる合鴨米(コシヒカリ)の1穂の診断をしました。
長さは、穂首から先端まで23㎝、穂は数は11本、穂粒は整粒103粒、不稔米38粒でした。すべてこの状態ですと、昨年よりは収量はあるのかな?
しかし、高温が続いているので粒の大きさは小さいかも、また、乳白米が多いかもしれません。籾摺り調整をしてみないとわかりません。
刈り取り間近か
連日の猛暑、今日も35.7℃。稲穂も黄色く色づき、9月上旬には刈り取りか。また、稲刈りには迷惑な夕立、今日も15時頃30分間、一気に20㎜の降雨、稲刈り最中には来てほしくない雨です。
恵みの雨
6月に梅雨明けしてから雨が降らず、渇水、日照りに農作物、家畜が悲鳴を上げている毎日。日々水を水路からポンプアップしていましたが、やっと47日目の恵みの雨が降りました。出穂期のこの時期、毎日35℃以上の気温が続き、川の水も少なくなり、水飢饉状態でしたが、ひび割れていた田んぼが久しぶりに水で潤い、水のありがたみがしみじみと感じる年となりました。自然相手の農業です。何とか一息つきそうです。
合鴨水田の様子
合鴨餌
8月に入りました。猛暑が続いて、イネもアイガモも元気がありません。飼育している合鴨の緑餌に手を焼いています。クズ米、クズ麦では食が偏るため、猛暑に葉物のくずが少なく四苦八苦して居た所、JAたじまさんの御厚意より今旬の「但馬ピーマン」規格外ですがそれを頂き、千切りにして食しています。アイガモ達もおいしく頂いています。JAさんありがとうございます。
お米の値段
短かった梅雨、猛暑の続く7月は今日で終わり、8月下旬には稲刈りが始まります。米の価格は地域を守る命綱なです。概算金が30㎏ 6,000円を割り込むことがあった6年前のこと。低すぎると農家の減収はもちろん、雇用、関連産業にも影響する。生活にはお金がかかる。子供がいれば教育費もかさむ。その収入を得るため若い夫婦は少しでも多く稼げる都会に出る道を選ばざるを得ない。結果、若い世代が減った地域から学校は消え、空き家が増え、農業を支える若者が減り、後継者がいなくなる今の現状。今年は久しぶりに一息付ける概算金の発表があり、ホッとしている。物価高で消費者の生活の苦しさもわかるが、米生産にも物価高がのしかかっている。農業機械は高く、肥料、燃料も高騰していて農業を続ける事が出来なくなっている農家が多くいることも考えてほしい。
小雨・高温の影響
米不足が話題となる中、高値での販売に向け生産意欲が増してましたが、深刻な水不足に頭を悩ませてます。
田んぼはもう早、出穂期(稲穂が出る時期)を迎えようとしています。この時期は、米作りの過程で最も水が必要とする時期です。しかし・・・・・豊岡では14日に12ミリを観測しましたが、それからまとまった雨は全く降っていません。それに、27日には全国で最も高い39.3℃を記録しました。田んぼの中に入ってみると「やっぱり枯れて、田面もひび割れてますので、穂も全部傷つき、半分以上実入りしないと・・・・今年も収量減」です。また、晴れが続いて川の水が少なく、水路に水が入りません。苦肉の策で、田んぼに水を入れようと、まだ少し水が溜まっている排水路からポンプアップ。しかし、田んぼに送るホースが短く、ホースをつなぐ部品を買いに量販店に行くとポンプ部品がなく、店頭から姿を消し、品切れです。なんとか水道部品で間に合わせ、応急処置で80mホースを引き、水を入れる事が出来てます。また、台風がたくさん発生してますが、スライスやフックして、ここ豊岡には近づこうともしません。期待の夕立もありません。大変な年になりました、農業50年していますが初めてです。毎年こういう状況になると思うと、もう一回経営を立て直しするということも考えなくてはなりません。大雨を望む今日この頃です。
アキアカネ
連日の猛暑が続いているここ豊岡市。「アキアカネ」も暑さに耐えきれず、つばきの葉陰で休息中。何とか雨が降ってほしいこの頃です。






