小雨・高温の影響
2025.07.29
米不足が話題となる中、高値での販売に向け生産意欲が増してましたが、深刻な水不足に頭を悩ませてます。
田んぼはもう早、出穂期(稲穂が出る時期)を迎えようとしています。この時期は、米作りの過程で最も水が必要とする時期です。しかし・・・・・豊岡では14日に12ミリを観測しましたが、それからまとまった雨は全く降っていません。それに、27日には全国で最も高い39.3℃を記録しました。田んぼの中に入ってみると「やっぱり枯れて、田面もひび割れてますので、穂も全部傷つき、半分以上実入りしないと・・・・今年も収量減」です。また、晴れが続いて川の水が少なく、水路に水が入りません。苦肉の策で、田んぼに水を入れようと、まだ少し水が溜まっている排水路からポンプアップ。しかし、田んぼに送るホースが短く、ホースをつなぐ部品を買いに量販店に行くとポンプ部品がなく、店頭から姿を消し、品切れです。なんとか水道部品で間に合わせ、応急処置で80mホースを引き、水を入れる事が出来てます。また、台風がたくさん発生してますが、スライスやフックして、ここ豊岡には近づこうともしません。期待の夕立もありません。大変な年になりました、農業50年していますが初めてです。毎年こういう状況になると思うと、もう一回経営を立て直しするということも考えなくてはなりません。大雨を望む今日この頃です。