田植え始まる
田植機の点検(部品の交換)が少し手間取りましたが、今日から田植えが始まりました。山間にある田んぼから始めます。苗も今日で26日目、学校給食にも使われている「つきあかり」少し苗が短いですが、根はびっしり張りって申し分ない。10aを40分で終了、田んぼにはカエルの卵塊がたくさんあり、まだ自然は崩壊していないなと感じる事が出来た田植でした。
産卵
ハウス内の苗の中にカエルが増えてます。「シュレーゲルアオガエル」です。下がメス、上がオス。森林や水田などの水辺に生息し、昆虫を捕らえて食べてくます。春に繁殖期を迎え、その時期になるとオスは鳴き声を出してメスを誘い、泡に包まれた卵を土の中に産卵します。孵化したオタマジャクシは雨と共に水辺に流れ込みますが、このままでは田植が出来ないので、取りやすくなる1日経って泡が固くなってから取り除き、土の中に埋め戻します。
寒い
ハウスでプール育苗20日目。夜朝の気温が非常に低い。ハウス内は靄、外は霜が降りています。10日後には田植えが始まりますが、苗の伸びが足りない、気温が25度以上になってほしい今日この頃です。
藤の花
タケノコが出てるか竹藪へ。一本も出てなく消沈しながら帰る途中、ふと見上げると「藤の花」が杉の木に巻き付きながら咲いていました。近年、山に入ることが無いので自然の力ってすごい。
米が高い?
後2週間もすると田植えが始まる季節となりました。一枚の苗箱で17.5㎏の米がとれます。ハウスから苗を軽トラックに積むんですが、この1枚の苗箱の重さは7.2㎏、非常に重く重労働です。「米が高い」と文句を言う人が多いですが、米は値下がりしたままそれが続いていただけです。他の商品は軒並み値上げをしているけど、米は既定の価格があるから上がっていなかった。コメの価格が上がるのは普通のことです。私たちはただ、美味しい米を作るのみ。市場価格とは関係ない。決まった金額でJAに卸しているだけなんです。むしろ、安過ぎる状況が続いていただけ、これから下がるかもしれませんが、それは私たちがコントロールできる話ではないです。全国のコメ農家は後継ぎがいないため廃業する例が多い。コメ農家は多額の設備投資が必要で、キツイ割りにあまり儲からないこと。とにかく体がしんどく、重労働すぎる、色々なことは現場で体験しないと理解できません。
昨年の画像です
作業着
作りたかった夏の作業着が出来ました。速乾性のある長袖とTシャツ。ロゴマークも新らしくなりました。これを着て、これから始まる重労働の農作業、暑い夏を乗り切ります。
苗 10日目
種をまき、ハウスに並べて10日目になりました。気温も安定していますが、夜から朝方の気温が5~10℃と寒い。少し伸びが少ないですが、ガッチリとした苗が出来ました。これからは、日中のハウス内の温度を予測してサイドシートの開け閉めをします。15日目を過ぎるとサイドシートは開けっ放しにして伸びすぎないように注意します。
出芽
4日目で出芽を確認しました。覆いかぶせたシートを剥がすと、早出芽。これから、水と温度管理が大切になり目が離せません。苗半作です。
2回目の花見
桜「ソメイヨシノ」が散って一週間目。2回目の花見が出来そうです。国道沿いに鮮やかに咲き始めた「八重桜」ボリュームがあり鮮やかなピンク色。あと一週間楽しめそうです。
種まき
2025年の種まきが始まりました。総枚数450枚。今日から明日にかけて7月並みの暑さ30℃近くになる予報が出てます。暑さ対策をしながらの種まき、床土を最初に入れ、続いて灌水、種まき(播種量130g/箱)最後に覆土、1箱当たりの重さ5㎏とかなりの重さとなります。日中ハウス内は45℃相当の暑さになるので、箱を並べるのは夕方17時から始めます。18日120枚、19日330枚をハウスに並べ、太陽シートで覆い、発芽を待ちます。19時に終了。肩、腰、背中、体全体が重たく感じ、疲れました。「苗半作」と言います、温度管理、水管理と、田植えするまで目が離せません。