苗の生育
種をまいて21日目。順調に育って草丈11㎝となりました。粘り強い根を作るために、これから床土の状況を見ながらの冠水をします。あと5㎝伸びると田植に入ります。
コウノトリとともに
二回目の耕耘。近くの小学校にコウノトリの巣塔があり、2羽のヒナがいるようで、トラクタの起した後を追ってミミズやカエルなどを餌探しに奔走しているコウノトリ。近くて2mまで近づいてきます。
牡丹華
牡丹華(ぼたんはなさく)4/30~5/4
ボタンの花が咲く頃です。楊貴妃にもたとえられた豪華な大輪の花は、別名・百花の王。春の終わりを惜しむように咲く夏への橋渡しです。鮮やかなヤマブキの花も晩春を彩り、夏にかけて咲くフジの花を揺らす風が初夏の気配を感じます。
カラス
2か所の鉄塔にカラスが巣を作って抱卵中。その下で合鴨農法をする予定。カラスには悪いですが、合鴨ヒナが捕られることがあるので、早々関西電力へ処理のお願いしました。その結果、カラスのヒナが3羽いたようです。「また作るようでしたら連絡ください」との事。注意して見守ります。
油流入
コウノトリ育む農法で早期湛水が必須になっています。一部住宅地内で水田を作っています。前日から水を入れていましたが、翌朝行ってみると水路に油が流れていて、その一部が水田に流入。そもそも水路に油を流すことがおかしい。常識を疑います。家庭用の油だと思いますが、キッチンタオルを持ってきて吸い取りました。
代掻き
我が家の水田では、代掻きを2回します。雑草の根絶が目的。このインターアクト合鴨水田でも同様です。
追肥
種をまいて15日目。35日間の育苗には、苗の肥料切れが発生するので、有機液肥を1Ⅼ/箱に流し込みます。液肥は粘り気があるので希釈します。
霜止出苗
霜止出苗(しもやみてなえいずる)4/25~4/29
植物の大敵である霜が降りなくなり、苗代のイネがぐんと成長する頃です。しかし、忘れたころに降りる晩春最後の霜「八十八夜の別れの霜」には、農家では最新の注意を払います。
代掻き準備
インターアクトクラブ水田の田植えに向けて代掻き準備をしました。畦の草刈り、排水路掃除、水田への水入れなど細かい作業が続きます。
葭始生
葭始生(あしはじめてしょうず)4/20~4/24
水辺のアシが芽吹きはじめる時期です。アシの芽は葭芽(あしかび)・葭角(あしつの)ともいい、ツンツンとがった緑の芽が水面を顔をだすさまは「古事記」では神々の誕生の様子にもたとえられる。