井堰確保
田んぼの水の確保に「井堰」という仕事があり、農業用水となります。
日々農作業に追われる時期が来ました。農業は誰かのせいにしない仕事だと思っています。日本の農業が厳しくなった理由について、制度や政策の話が出ることが少なくありません。確かに、国の方針や時代の変化が影響してきた部分は大いにあります。農家への支援の必要性も感じますが、それだけではないと強く感じています。私自身もうまくいかないときには、つい何かのせいにしてしまうことがあります。農業は本来「作る人が、すべてを引き受ける仕事」です。天気も、土も、虫も、価格も、思い通りにならないことばかりの中で、それでもどうするかを考え、選び、決める。誰かに任せきりにせず、自分の頭で考え、自分の責任で判断する。自然は、「誰のせいか」なんて一切考えてくれません。うまくいかない時ほど自分に問い直します。「何か見落としていないか」「何も考えずに選んだのか」人を責めるより、自分に出来る事を増やしていく。作る力だけでなく、伝える力、届ける力、経営する力を磨いていく。私自身も含め、農家一人一人が「考える人」になっていかなければ、日本の農業が変わっていかないと思っています。農業にかかわらず、社会全体にも、同じことが言えると思います。人を変えるのではなく自分が変わり続けるしかない。私はそう信じて、田んぼに今立っています。
野鳥
何を言われようが、毎日粛々と出来る事を積み上げていく農業。全てはできないが出来ることをやっていく。表面しか見えないだろうが、やっている事の本質は、自分のために、地域や環境を守っていきたいという事、それが未来へのつながる道と思っています。今日もコツコツと草刈りの最中、空からけたたましい「キキッ キキッ」という鋭い鳥の声、チドリ仲間の「ケリ」です。スマートな足、スリムな体、カラス、犬、人など巣に近づく外敵には上空から急降下して襲うなど、気の強い性格です。日本では東北・関東・中部・近畿などにとびとびに分布して繁殖しています。水田、池沼畔、湿地などに生息し、水田の畦や荒れ地に巣をつくります。あー、毎年この時期、孵化したヒナが草むらにひそんでいるなと、休憩かたわら、草むらを探すといましたヒナ2羽。敵に見えないように周りに同化した保護色の体、直接触ってはいけなので、草をちぎって触ってもじっとしていて身動きしない。生きていくための生命力が試されています。ヒナの無事を祈りながら、早々、草刈りを中止、この場所から撤退を余儀なくされました。

桜咲き近し
3月もあと2日で終わり、農作業も本格的となります。この時期、神社境内にも桜のぼんぼりも設置され、桜のつぼみもピンク染まりだし、ここ2、3日で開花宣言が出そうです。我が家の庭先にも日本水仙が満開となり、春本番となってきました。神社は、毎年21時までライトアップされ、満開時には圧巻の夜桜が楽しめます。ぜひ一度見学を。
畦塗り
先日、部品を交換した畔塗機の試運転。前日に雨が降ったので、少しぬかるんでいましたが、部品を変えたので昨年より硬くしまりが良い畦ができそうです。今日は、5筆畦塗り出来ました。
ハウス
育苗ハウス屋根シート張りをしました。昼から北風が吹くため、早朝6時から屋根シート張り。1時間で屋根はり完了。後は細かい作業が残りました。4月2日に播種した苗箱(つきあかり120枚)を運ぶだけ。
恵み
アルバイトもなくなり、毎日、朝の日課でシイタケの収穫と、アイガモ世話。小屋に行くと、1個の卵を産んでいて、「今日は玉子かけご飯で行こう」合鴨が卵を産むのは少し遅いが、不定期に生むので毎日が楽しみになります。シイタケは、朝のみそ汁の具になり、今日も一日元気で過ごせそうです。
部品交換
春作業の一番手で、畦塗り作業があります。冬の間、モグラやヌートリアなどが畦に穴が頻繁に見受けられ、水漏れをなくすために畔塗があります。購入してから6年目。砂地の水田が多いので、摩耗が激しく直径が5cmも短くなっていました。4月から、農機具全般(部品も含めて)10%の値上がりと聞いていたので、早めに部品の手配、昨日入荷。農機具店に頼むと、出張料、取付代がかかるので、自力で本日取り付け、完成。これで、天気を見ながらの畔塗が出来ます。
出没動物
雪解けが始まると森に潜んでいた(春を待ちわびた)野生動物の出没が始まりました。鹿はもちろん、イノシシ、クマ、タヌキ、キツネ、イタチ類。冬季湛水していた水田にシカの足跡がくっきり。今年も野生動物との戦い(
共成)が始まります。
春作業直撃
イラン情勢が悪化してしまいました。日本は輸入国なので、すぐ物価に影響していまします。雪も解け、いよいよ農業を始めようとする矢先にこんなことに・・・燃油の値上がりは、農機具や資材価格のほか、農産物の物流に影響が出始めています。このまま高値が続くと(昨年より)春だけで10万円近く余計にかさみ、また、コメ価格にも影響があり、生産コストを大幅に下げなければならない今日この頃です。
ヒーロー
久しぶりの投稿です。まだ、山には少し雪が残りスキー場でのアルバイトが続いています。里の雪解けも進み、田んぼには雪が無くなり春作業が始まるところです。
最近、ここ豊岡でも住宅火災が多くなっています。また、「東日本大震災」が日が近づき、テレビでも特集があり、消防団のポンプ車が津波に巻き込まれ、その中に消防団員の亡骸があり残念でなりません。「自分たちの町は自分たちで守る」を合言葉に消防団員をさせていただいていました。決してやらされていたのでは無く、その危険に立ち向かう活動の中で、先輩方に厳しく鍛えらえつつも可愛がられ、後輩たちには身の安全を徹底して指導しながら、多くの経験を得ることができたのは、何よりも代えがたい財産です。近年、都会から引っ越ししてこられた方の近くで建物火災が発生、消防署さながらの活躍を見せた消防団に超感動したと話されていた方がおられました。消防団は地域のヒーロですねと。市町村により訓練や事業の多少の違いはありましょうが、各個訓練・基本ポンプ操法の習得、実火災に出動、水防事案にも対処する。時には人探しや花火大会防火警戒、年越しが平穏にできるようにと年末警戒に当たる。どれも地域住民を災害から守るためです。そこに意義を持てずに消防団を批判する方もおられますが、本当にそういう方は、自分の家が火災になったときにはご自分で消火されたらいいと思ってしまいますよね。でも、そんな方の火災でも消防団は、汗と埃にまみれ、猛暑の夏でも厳寒の冬でも分け隔てなく消火活動して、市民の生命と財産を守るんです。過度なポンプ操法大会は、団員への負担が大きく賛否はありますが、それよりも基本ポンプ操法習得の全体のスキルアップこそが実災害で有効だと考えています。そう言う意味では、ポンプ操法大会は見直しの時期に来ているでしょう。それと消防団は、決して強制ではなく、したくなければ入団しなくてもいいんです。でも、経験者からすると、消防団で培ってきた経験ほど強固なものはありません。それを経験されないのは人生の大きな損失かもしれません。まあ、入団して訓練をこなした者しかわからない境地ではありますが・・・。どちらにしても、消防団は現実問題、無くしてはならない存在ですし、今後も変革しながら地域の防災ヒーローとして活躍(本来なら出動なければいいのですが)してほしいと願っております。
全国の消防団員の皆様、ご安全に
元消防団分団長で退団して25年たちました 「あの時 君は若かった~」






