大雨時行
大雨時行(たいうときどきにふる)8/2~8/6
高温多湿な季節風は、時に大雨を降らせ、毎日雨具が欠かせない(今年は猛暑続き)。近頃はゲリラ豪雨なる物騒な名の雨が各戸を脅かしているが、昔の大雨は「滝落とし」「篠突く雨」「銀竹」と呼び名も情緒がありました。人の心と雨の降り方、変わったのどちらでしょうか。
足跡
イネ穂が熟す頃になると、鹿やイノシシが出始めます。畦に昨日出てきた鹿の足跡がありました。鹿もエサを探すのに死に物狂いです。
朝霧
朝霧が経ち込める合鴨水田。毎日猛暑続きでしたが、朝霧が経ち込めるようになり、秋に少しづつ近づきはじめました。
蜘蛛
水田にはたくさんの益虫がいます。その中の一つ「クモ」がいます。日本にはおよそ1200種類以上のクモ類がいるとされています。田んぼには、ほんの数㎜の小さなものからコガネグモのような大きさのものまで、非常に多くの種類がみられ、また個体数も多い。田んぼには餌になる昆虫が豊富なのでしょう。
マムシ
自走式草刈機で草刈りをしていると「マムシ」が出てきました。2年前に「マムシ」に噛まれてからヘビに会うたびにビックリします。心臓に悪いです。他の人に迷惑かけるので早々、処理しました。
土潤溽暑
土潤溽暑(つちうるおうてむしあつい)7/28~8/1
「溽暑」(じょくしょ)は蒸し暑いとこです。他にも極暑、炎暑、酷暑など字面だけで夏バテしそうな言葉で表されます。そんな中、ヒマワリだけがしゃんと背を伸ばして顔を上げています。
稲穂
合鴨水田の出穂。穂が出そろい、早い穂は少し頭を下げだしました。この時期、出穂2週間前までに畦草刈りを済ませなければカメムシの被害が多くなります。(酷暑を避け、早朝5時から2時間ずつ、草刈済ませております)
カメ
水路を這い上がろうと右往左往しているカメを見つけました。拾い上げて無事保護。「クサガメ」が多い水田を管理していますが、手のないカメや甲羅が欠けているカメなど色々です。
トンボ
トンボの季節となりました。草刈りをしていると「オオシオカラトンボ」が止まってます。
この季節カップルが誕生する季節でもあります。イネに着く害虫をたくさん食べてくれるので益虫とも言えます。他にも「シオカラトンボ」「シオヤトンボ」「アキアカネ」などトンボがそろっているのは生物層が豊かな田んぼである証拠です。
桐始結花
桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)7/22~7/27
キリの花が初めて咲く頃という意味ですが、キリの花が咲くのは5月なので、ここでは葉の形が似ていて混同しやすいアオギリの事のようです。風鈴の涼やかな音に少しホッとする夏の盛りの訪れです。