日照り
「炎天下での農作業、逃げ場がないんですよ」とコメ農家。猛暑で刈り取りも1週間早まってます。つらいのは暑さだけではありません。「卵、牛乳に次いで米までも物価の優等生になりました」20㌶を栽培しているが、資材高で経営も干しあがってます。「5㌶、10㌶の仲間たちが農家をやめているのが現実」そこに猛暑。人も野菜物、畜産物もあえいでいます。酷暑は夏の季語ですが、「酷残暑」を秋の季語に加えてもいいかも。「干ばつに不作なし」とはいうが程度問題。「地球沸騰時代」には通用しないかもしれません。宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の一節に「ヒドリノトキハナミダヲナガシ」がある。「ヒドリ」は「ヒデリ」の誤字とされる。凶作で日雇い仕事に就く「日取り」の説もあるが、やはり干ばつの日照りだろう。賢治も心を痛めたであろう当時の干ばつの様子が「岩手日報」に残っています。凶作から半年後の見出し「農村経済は全く破滅の苦境 米価の大崩落にて 肥料買入にも困難」(昭和2年1月8日付)「未だかつてなかった紫波地方旱惨状 飢えに泣き寒さに慄く同胞」(同年1月9日付)農民の苦境、悲痛な姿が伝わる「旱(ひでり)」は、文字通り「日で干される」こと。酷残暑は、命にかかわり、命を支える大地も脅かす。(日本農業新聞 四季から)
まさに今現在の農家の現実を表してます。
駆除
最近、「鹿」「イノシシ」が激減していますが、やはり刈り取り時期になると出没します。今日早朝、獣害駆除班から電話あり、網にシカがかかっているので手伝ってほしいとの事。体に白模様の斑点が残っており生後2年のオス鹿、獣害駆除班が手早く処理されました。 合掌。
もち米
「もち米 新羽二重」の出穂です。刈り取りを早くするため4月25日に田植、8月25日出穂、あと40日(9月30日)で刈り取り収穫になります。
大好物
コウノトリは大食漢。生きた小動物は大好物。特に「マムシ」は大好きのようです。昨年、稲刈りの最中、コンバインの後ろで餌探し、「マムシ」を見つけると大喜びでした。しかし、猛暑の続くこの頃、「マムシ」が道路に出てきて事故に会う現場をよく見ます。この「マムシ」も頭を踏まれて死んでます。コウノトリの餌がまたなくなりました。残念。
元気
7月上旬にアイガモ共同飼育場に移動して1ヶ月目。アイガモも飼育場も慣れ、先日の台風にも負けず全員無事に過ごしました。今日は、5日ぶりの野菜クズの日。「こーい、こーい」と呼ぶと一目散に足元により早くほしいとねだってきます。かわいいものです。
直撃
台風直撃。
台風7号は、15日午前5時前に潮岬付近に上陸しました。このあと近畿北部豊岡を直撃する見込みです。台風7号の進路だけでなく、これから1日、大雨や暴風に厳重な警戒が必要となります。
今日は1日、自宅待機です。
台風来豊
こちらに近づく台風が来ます。雨だけほしいのですが、風も吹くので稲が倒伏する恐れがあります。災害級の勢いなので今日明日は我が家の台風対策します。大きな被害にならないように祈るだけです。
盆
毎日、35℃以上が続き、また雨の降らず困ったものです。でも日が進み、もう盆の週になりました。盆の花といえば「蓮の花」。今年から休耕田を利用して、「レンコン」を定植しておられる農家がおられ、今花が咲き誇ってます。綺麗です。
雨が欲しい
「水がない」山にたまっている湧き水が、猛暑続きの現在少なくなっています。
夕立でも台風でもいいので雨を望んでいます。ここに来て台風が近畿の方に来るのか・・・
大型で非常に強い台風第6号は、3日9時現在、宮古島の北約210kmにあって、西北西へゆっくり進んでいます。中心気圧は940hPa、中心付近の最大風速は45m/sです。この台風は、4日9時には宮古島の北北西約250kmに達し、6日9時には奄美群島近海に達するでしょう。8日9時には四国沖に達する見込みとの事。雨だけでいいので・・・
朝露
朝日に煙る朝露に濡れるアイガモ水田。
今日も朝からジリジリとした猛暑の日になり、日中の農作業は中止です。